熊本益城町に行ってきました。

熊本益城町に行ってきました。

7月8日に熊本に行ってきました。
次なる大地震に備える勉強会として、JBN環境・ZEH委員会のメンバーによる熊本地震の被災建築物の研究視察と、木造による仮設住宅の取組み、地震後の工務店の顧客対応について勉強会の為です。
益城町周辺を視察させて頂きましたが実際に目の当たりにすると言葉が出てきません。
想像以上の惨状です。軒並み住宅が倒壊しています。報道などで知ることが出来る情報は、やはりごく一部でしかないということがよく分かります。
今回調査させて頂いたおかげで、どういう木造住宅が倒壊したのか本当によく分かったと同時に「あだちの家」の耐震性能の考え方に間違いがないことも確信しました。
耐震についての考え方は、簡単に説明できるものではないので少しづつお伝えしていきたいと思いますが、今後の住まいを検討される方に今回の調査を踏まえてまず最初に一つだけ伝えたいと思います。

熊本益城町に行ってきました。

ここからは証明できるわけでは無いのであくまで私の私見でしかありませんが、今回の地震のように震度7(熊本地震クラス)が連続で2回起きた場合でも、しっかりと施工された耐震等級3クラスの建物は、地盤などその他の外的要因が無い限り高確率で倒壊は免れると思います。つまり命を守るという最低限の目的は達成できそうです。
ですが同時に大半の住まいが、かなりの高確率で建替えが必要になるとも感じました。実際益城町を見てきましたが、無傷、もしくは多少の補修程度で大丈夫と言える建物は本当に少なかったです。
どんなに強い家を建てても、震災後立て直さなければいけないとなれば、結果住まい手は大きな負担を背負うことになります。やはり住まいの理想は「大震災の後でも普通に生活できる住まい」だと思います。
「あだちの家」は、まだほとんどの住宅事業者が取り組んでいない10年前から全棟構造計算、全棟住宅性能表示(第3者検査)、全棟耐震等級3をやり続けていますし、私自身それに慢心することなく10年間、追求、研究し、更に安全性を高めるべく日々進化し続けています。正直この10年間の中で培ってきた知識や技術は伊達ではないと思っています。
耐震等級3をやっている事業者も、長期優良住宅などの人気に伴い段々と増えてきましたが、最近の、地震保険を安くするためや認定を取る為だけに数字を合わせただけの耐震等級3や構造計算と、10年間、常に実効果だけを追い求めてきた「あだちの家」の耐震等級3とでははっきり言って大きくレベルが違うと思っています。
大震災ではもちろん命を守ることが第一優先ですが、無事に守ることが出来たなら、その後の生活を考えなければなりません。
弊社理念「住まい手とそのご家族の一生を幸せに・・・」大変大きな目標ですがこれを実現するべくこれからも精進します。

益城町周辺の写真は、いろいろ考えて控えさせて頂きます。
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投稿者:あだちの家。 | 2016年07月10日 18:19Comments(0)構造
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