「神座の家」上棟
先週の土日は、「神座の家」の上棟でした。
設計コンセプトはかなりシンプルでしたが、周辺環境からのプライベート空間の取りにくさや、少し変形した敷地などの諸条件から、
シンプルさを実現する為の手法は、かなり複雑になってしまいました。
結果、写真の通り、建物形状はへの字がベストというこに。
「あだちの家は」、通常しっかりとした強度を担保する為、断面欠損(柱や梁を欠くこと)を極力減らす金物工法を標準としているのですが、今回のように斜めな部分に対応できる金物は今の所開発されておらず、今回は3種類の金物工法&伝統工法の良いとこ取り手法で対応。
おかげで「あだちの家」の可能性が更に広がりました。
パブリックからプライベート、プライベートからパブリックへ「神座の家」は、生活動線の中でスムーズに気持ちの切り替えが出来るように目に見えない感じる断層が縦に配置されています。
竣工は秋ごろを予定。工事の進捗状況は随時更新していきますので、またご覧ください。
最後に
お施主様、上棟おめでとうございます。ご満足頂けるよう、竣工まで全力で工事に取り組みますので今後ともよろしくお願い致します。
足立 操
関連記事