自分は「エコハウス」とか「省エネ住宅」とか言う言葉が嫌いである。

あだちの家。

2014年12月09日 23:47


自分は「エコハウス」とか「省エネ住宅」とか言う言葉が嫌いである。
「ゼロエネ住宅」なんて聞くだけでなんか腹が立つ。
だけど「あだちの家」は同業者も認めるくらい、全国的に見てもそこそこレベルの高い省エネ住宅だし、エコハウスである。
おまけに自分は「住宅省エネルギー技術講習」などの講師もやっている。
じゃあなぜ嫌いなのか?それは目的の違いだと思う。
「あだちの家」というか足立建築の理念はHPでも掲げているように「住まい手とそのご家族の一生を幸せに」である。
そう、エコハウスを作ることが目的でも無いし、省エネ住宅を作ることが目的でもない。目的はあくまで住まい手の幸せである。
だから、耐震、免震、省エネ、など○○住宅と名前を付けること(決めつけること)にものすごく抵抗がある。
それは住まい手を幸せにするための手段であって目的ではない。
人の幸せを考えたら、耐震なんて当たり前、省エネなんて当たり前、少なくても「あだちの家」の性能はどの住宅と比べても引けは取らないと自負している。
もっと言えば伝統工法、地域材、地産地消なんて言葉もあまり好きでは無い。
耐震をすれば幸せになる?省エネにすれば幸せになる?地域材を使えば幸せになる?単独で考えればNoである人も絶対にいる。
住まいや人の幸福とはそんな単純なものでは無くもっと複雑なものである。


工務店は家づくりや家守りを通じて人や社会と関わりあっている。
つまり家づくりでしか人を幸せにすることは出来ないし社会に貢献出来ないと思っている。
足立建築のつくる「あだちの家」は今までもそうしてきたし、これからもとことんそこにこだわりたい!
久々の投稿なのにかなり熱く語ってしまいました(-_-;)

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