「Forward to 1985 energy life」を広めよう!
3.11以来、未だに続いている原発問題。
原発を止めれば日本経済が停滞する。そうなると世界との差は更に広がるばかり・・・
不景気になれば私達の仕事にも大きく影響がでる。
しかし止めなければ第2の福島の可能性も・・・
原発反対・原発推進、どっちが正しいのだろう?
そんなことを考えている方は、私一人ではないと思います。
そんな答えが出ない毎日を送っていた4月初旬頃。
パッシブハウスの先生でもある野池さんから救いのメールが。
「Forward to 1985 energy life」 を広めよう!
「Forward to 1985 energy life」って?
1985年当時の電力消費量・エネルギー消費量になれば、
原子力に依存しなくてよくなる。
しかし節電を産業部門まで行えば、日本経済が停滞する
産業部門の電力は現状のままで1985年の電気エネルギー消費量にする為には、
住宅(家庭)部門の電力消費量とエネルギー消費量を、
現在の平均消費量より半分にすればいい。
だから私達工務店が、住宅(家庭)部門の電力消費量とエネルギー消費量を半分にする、「パッシブデザイン」住宅を増やしていき、
1985年の電力消費量・エネルギー消費量を目指そう!という運動です。
めちゃくちゃスッキリ!
そんな簡単なことでこの問題が解決するとは!
すでに「あだちの家」は、その基準を満たしている住まいがほとんど。
今までやってきたことを磨いていくだけで、どんどん「脱原発」に近づいていくとは驚きです。
おまけにパッシブデザインは住まい手も暮らしが豊かになります。まさに一石二鳥。
「脱原発」に向けて工務店や国民一人一人が出来ること。
それが
「Forward to 1985 energy life」 です。
野池さんの発表から2カ月近く立って、既にいくつかの建築雑誌が「Forward to 1985 energy life」をとりあげています。
近くに浜岡原発がある浜松だからこそ真剣に考えなければいけないと。
足立建築もこの運動に賛同し、出来る限りの協力をして行きたいと思います。
詳しくは、言いだしっぺの野池さんのHPへ
http://www15.plala.or.jp/noike/1985.htm
最後に、頭の中をスッキリさせてくれた野池さん、ありがとうございます。
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